時に、

何かについてこう考えているのは

自分だけではないかと思う時がある。

しかし、それは自分だけではなく、

他人も少なからず考えていることかもしれない。

気づいていないのか、

それとも知ってそうしているのか。

それは口に出す事ではないかもしれない。

どんな些細な事であれ、

どんな大げさな事であれ、

そう考えているのは自分だけだろうなと

思う時がある。

そう考えているのは自分だけと

観点を変えてみると、

他人はそう考えてはいないということだ。

それは自身であるという、

希少だという意味も含め、

「誇り」として持つべきものだろうか。

しかし、

色々な本を読んでいると、

大体自分の考えていた事を

より深く、表現を変えて文章となって

目に入ってくる場合もある。

自分の知の未熟さを感じる時もある。


今の自分は、

その「誇り」と「未熟さ」との中間にいるような、

そんな気がする。


我ながら、

なかなか訳の分からない事を考えているなと

思った、今。