世には色ぉんな言葉で溢れている。
色ぉんな言語があって、
その国々でしかありえない表現があったり。
それはその国の長い長い歴史や宗教感情、
精神から成り立っているものもある。
昔から知っているというか、
日常会話で使っているようなある言葉。
それらを完全に流し気味にしながら、
ニュアンス的に伝わってしまう口語、人との会話。
けれど、そのひとつひとつの言葉には歴史があり、
意味がそれぞれある。
「象徴」という言葉を考えた時に、
そう思った。
漢字ってその媒体自体に意味が含まれていて、
とても視覚的だ。
逆に英語はとても思考的だなと。
それがこの二つの言語を使う民族の
感性的な違いなのだろうか。
そういえばその昔(漠然としすぎだが)、
「山」というものに対しての印象が、
西洋と東洋ではまったく異っていたという話がある。
西洋は山よりも森に幻想的な思いを抱いていたらしいが、
東洋では森よりも山にそういった思いが働いていたらしい。
ようするに、西洋では山は現実的なものとして、
東洋では森が現実的なもの、身近なものとしてあったという。
これも何か、そういった歴史?世界観の違いがあって、
とても面白いなと思う。
今自分の前、
そこにあるもの、見えるものが全てではない事を
知らされる話のひとつだと思う。
象徴についての勉強をしてみようっと。