観た。

好きでよく観ている番組だ。


今回は、

石井裕(いしい・ひろし)さん。

マサチューセッツ工科大学メディアラボ教授。
北海道大学工学部電子工学科、同大学院情報工学専攻修士課程修了。

80年、電電公社(後にNTT)入社。

86年~87年、西ドイツのGMD研究所客員研究員。
88年よりNTTヒューマンインターフェース研究所で、CSCW、
グループウェアの研究に従事。92年、工学博士。
CSCW、CHIなどの国際会議の常連となる。93年から1年間、
トロント大学客員助教授。95年、マサチューセッツ工科大学準教授。
メディアラボ日本人初のファカルティ・メンバーとなる。
2006年、国際学会のCHI (コンピューター・ヒューマン・インターフェース) より、
長年にわたる功績と研究の世界的な影響力が評価され
CHIアカデミーを受賞。


彼の研究員育成法。

追い詰める。

アイディアを持ち込んできたらWHY?を繰り返す。

答える事ができないという事は、

それはその自分のアイディアを練りきれてないという事。

自分で自信がないものをどうして議論の対象にできるのかと。

何か、

自分の弱い所を指されたようで、

新人研究員(生?)もちょっと涙目に。

世界でTOPクラスのラボに入った研究員も、

自分に、そして自分のアイディアに

絶対的な自信を持っているのだろうが、

その頭脳を持ってしても足りないものはたくさんある。

「よりいいものに昇華させる」という気持ちだ。

その物事に対して、もっと考えられる。

もっと謙虚に、そして思考の余地はあるという事だ。


環境は違っても、

これは自分にも活かせるものであると思った。

ある意味、

自分の先生的な位置として、

しばし石井さんを見ていた。

自分の場合は足りないものが

他人よりも倍以上はあると感じている。

自分自身に対して、

何のために?どうして?というWHY?を繰り返されても

すぐ答えれないという事は、

それはゴミだということだ。

まだ足りないもの。

まだまだ足りないと感じているもの。

それが自分で分かっているなら。

あらゆる観点、方向から見つめる思考が

まだ足りない。


それにしても、この石井さん。

とてもいい顔をしてらっしゃる。