心理的、感情的、精神的などの内面的なものを、
外面的、感性的形象として客観化すること。
また、その客観的形象としての、
表情・身振り・言語・記号・造形物など。
~ヤフーの辞書から~
以前日記に挙げた酒井健さんの本を、
噛み砕きながら、
急がずに読んでいる。
その中の文章を少し簡略して引用してみる。
縄文時代の土器や、壁画について。
あぁいった模様などは、
祈りや呪術、供養などの意が込められていると
解釈されているが、
「非人間的な次元まで開けてゆき、
神々の霊たちと深く交わりたいとする欲求が作用している。」
「ただ目に見えるものではなくて、
内奥のもの、生の動きと交わろうとしている。」
「規則的、必然的なものの上に生活の基盤を置きながら、
不規則的なもの、偶発的なものの豊かさに
魅せられている人の緊迫感、緊張感、そして繊細さに刻印されている。」
・・・など、
とても興味深く論じられている。
酒井さんの表現、自分は好きだ。
今、ちょいと興味があるのが、
シネステジア(共感覚)。
詩人ランボーが母音それぞれに色をつけたような、
シネステジア。